グヌンパダン遺跡へのアクセスを徹底解説
世界最古(かもしれない)ピラミッド遺跡が、実はインドネシアにあるのをご存じでしょうか?
遺跡についての説明はネットで検索すると出てきますが、ざっくり説明すると
- いくつかの年代にわけて作られた四層構造のピラミッド状の遺跡。
- 最も古いものは2万年近くさかのぼる可能性があり、世界最古の遺跡かもしれない。
- しかし決定的な証拠は見つかっていない。
「世界最古(かもしれない)」「超古代文明」「スンダランド」というキーワードで、
都市伝説が好きな人は目にしたことがあるかもしれません。
謎に満ちたグヌンパダン遺跡。アクセスの仕方は日本語ではほぼネットに載っていないようなので、今回は公共交通機関を使ってのアクセス方法を解説します。2/20~2/21時点の情報です。
遺跡自体の解説や行ってみた感想は別の記事をご覧ください。

グヌンパダン遺跡へのアクセス方法
インドネシアの首都ジャカルタ市内からのアクセス方法を解説します。
アクセスの方法としては
ジャカルタ市内→ボゴール駅→スカブミ駅→ランペガン(Lampegan)駅という順番に電車を乗り継ぎます。
注意点としては、Google mapで電車の発着時間が表示はされますが、全くあてにならないので必ず現地で確認することです。
それでは、アクセス方法を解説していきます。
ジャカルタ市内からボゴール駅へ
今回は、宿泊していたホテルの最寄りのsudirman駅から乗車します。
写真にあるように、オレンジと赤色の線の一番下がボゴール駅です。

ボゴール行きの電車は結構頻繁に出ているようでした。
駅の窓口でボゴール駅に行きたい旨を伝えると、電車用のICカードを購入することになりました。価格は3万ルピアです。
Sudirman駅で11:03に乗車。ボゴール駅到着が12:30でした。
乗車時間は約1時間30分です。
ボゴール駅で乗り換え
ボゴール駅に到着したら、そのまま電車を乗り換えます。
ボゴール駅を出てそのまま東に進むとPaledang駅に到着します。

徒歩5分で到着。駅の看板にはBogor Paledangと書かれていました。

ネットでもチケットを購入できるようですが、私は窓口で購入しました。3.5万ルピアです。

チケット購入時にパスポートの提示を求められるので、持参するように注意しましょう!
次の電車は13:10なので、トイレに行ったり売店で軽食を買って時間をつぶします。いくつか売店が並んでいたので、朝食や昼食を食べる時間がなかった人も安心です。
電車に2時間20分揺られて、ようやくスカブミ(sukabumi)駅に到着です。

スカブミ駅からランペガン駅へ
はじめに1点注意点を。
グヌンパダン遺跡の最寄駅であるランペガンへの電車は1日に3本しかありません。
スカブミ駅に到着したら、必ず電車の発車時間を確認するようにしてください。
スカブミ駅からチアンジュール駅行きの電車です。

私が行ったときは上の写真のように、
- 5:45
- 10:55
- 16:15
の3本しかありませんでした。
私の訪問時から変更されている可能性もあるので、必ず確認を!!
私は電車の時間もなかったし、荷物も多かったのでスカブミで一泊してから向かうことにしました。
スカブミの様子はこちらの記事をご覧ください。(準備中)
翌朝、5:45の電車に乗ってスカブミ駅からランペガン駅へ向かいました。
35分ほどの乗車で、6:20に到着。チケットは0.3万ルピアでした.
いざ、グヌンパダン遺跡へ
ここでもまず1点注意点を。
行きと同じく、この路線には1日に3本しか電車が走っていませんので、必ず帰りの電車の時間を確認してください!
終電になることはないかと思いますが、予定していた電車を逃してしまうと大変です。
私が訪れたときは、
- 9:46
- 15:06
- 20:16
の3本でした。写真は撮り忘れました…。
ランペガン駅からグヌンパダン遺跡へはかなりの距離ですし、山道なのでバイクタクシーに乗っていきます。
駅を出るとバイクタクシーの運転手が待ち構えています。「グヌンパダン?」と向こうから声をかけてきますので価格を確認して乗車します。
私の場合は、往復で10万ルピアでした。指定した時間に遺跡のふもとまで戻ってきてくれるとのことでした。早朝でほかのバイクタクシーもいなかったのでこの価格で合意。
駅から遺跡まではバイクタクシーで16分。朝もやのかかる山をバイクで飛ばしていくのはかなりの爽快感でした。
グヌンパダン遺跡の詳細な写真は別記事にまとめますので、完成後はぜひご覧ください。
グヌンパダン遺跡を観光
グヌンパダンは遺跡ですが、観光に時間はそれほどかからず、かなりゆ~っくりと見て回って2時間ほどの所要時間でした。

普通に観光で行く場合は1時間もかからないと思われます。
というか、4,5時間滞在するかと思っていたのですが、予定よりかなり早く観光が終わってしまいました。
遺跡については別記事にまとめているのでそちらをご覧ください。(準備中)
グヌンパダン遺跡からの帰り方
遺跡からの帰り方は、行きと逆の順序になります。
ランぺガン駅→スカブミ駅→ボゴール駅→ジャカルタ市内
という順番です。
グヌンパダン遺跡からランペガン駅へ
さて、予定より早く観光が終わったので遺跡の前に止まっていた朝とは別のバイクタクシーに乗って駅へ向かいます。
といっても、朝のドライバーにお金を渡さないといけません。
「朝のおっちゃんに絶対お金渡してね!」と念を押して、渡すはずだった10万ルピアと、今回の運転手へ5万ルピアを渡して駅へ向かいます。
今回も16分ほどでランペガン駅へ到着。
しばらくすると電車の待合室で朝のおっちゃんがひょっこりと顔を出して、「お金もらったよー」と声をかけてくれたので一安心。
行きと同じように窓口でチケットを購入しスカブミ駅に向かいます。0.3万ルピア。
9:46の電車に乗ってスカブミ駅へ向かいます。
10:20、スカブミ駅に到着。
スカブミ駅からジャカルタ市内へ
スカブミでホテルから荷物を引き上げてジャカルタ市内へ戻ります。
行きとは逆の手順になりますので、まずはスカブミからボゴール(Bogor Paledang)へのチケットを購入。3.5万ルピア。
スカブミからの電車も本数が多くないので注意です。
私は15:45の電車に乗りました。
Bogor Paledangに到着したら徒歩で西に向かい、ボゴール駅へ。

ボゴール駅からはジャカルタ市内への電車はよく出ているようです。
行きに購入したチケットに1万ルピアをチャージして電車に乗車。
元のsudirman駅へと帰ります。
行きとは逆なので、路線図の赤とオレンジの線の一番したにあるBogorから北上していく感じです。

まとめと注意点
長旅おつかれさまでした!
最後に、アクセス方法のまとめと注意点です。
行き方まとめ
行き方はすでに書きましたが、
ジャカルタ市内→ボゴール駅→ Bogor Paledang駅→スカブミ駅→ランペガン(Lampegan)駅
帰り方は逆の順番です。
ランペガン(Lampegan)駅→スカブミ駅→ Bogor Paledang駅→ ボゴール駅→ジャカルタ市内
所要時間
行き(ジャカルタ市内からスカブミ駅への移動)で1日。
帰りで1日(スカブミからランぺガンへの移動、ランぺガンからジャカルタ市内への移動)で1日だったので
私の場合は2日間必要になりました。(2/20~2/21)
遺跡での滞在時間は1時間程度が目安です。(私の場合は2時間)
注意点
実際にグヌンパダンを訪れて感じた注意点は3つあります。
- 電車の時刻は必ず現地の駅で確認すること!
- 時間に余裕をもって行動すること!
- 英語が通じないことがあるが、へこたれないこと!
3点目については記事では書きませんでしたが、ジャカルタ市内はともかく、地方に行くと英語が通じない人が増えます。
スカブミでの安宿のスタッフも、ランペガン駅前でのバイクタクシー運転手も英語が通じませんでした。
でも、何をしたいかジェスチャーを交えると通じます。
実際に、バイクタクシー運転手には身振りを交えて熱心に伝えると通じましたので。
言葉の通じない人とのやりとりも旅の醍醐味といえるでしょうし、私はまったく不自由しませんでした。
遺跡に行ってみた感想はこちら。
記事は以上です。
ご拝読ありがとうございました!